愛犬パロ


パロはオスのプードルで、もうすぐ6歳になる。

娘が飼いたいと言い、わが家の一員になった。

私も子供のころ、ダックスフントを飼っていた。

私が欲しいと父におねだりして、やはりわが家の大切な家族になった。

「世話や散歩は必ず私がします。」と父に約束して飼うことになったのに、いつの間にか世話は母の仕事になった。

その後もわが家は代々3匹の犬と生活することになった。

3代目のマットはビーグル犬と柴犬のミックスで18歳まで生きた。
私たち子どもが大きくなり、両親二人になった家でのマットの存在は大きかったと思う。
マットは父が大好きで、父が亡くなってから、外で父に似た男性を見かけると、父が来てくれるのではと、じっと見つめていたそうだ。
そしてまるで目覚まし時計のように、決まって朝5時に散歩を要求したらしい。
母が、「私が足腰が丈夫だったのは、マットのおかげだ。」と言っている。

マットも亡くなり、母はついに一人になった。
しかし生き物の温かさのない家は耐え難かったようだ。

最後にもう一度ダックスフントの子犬「ちい」を家に迎えた。
もしも母が亡くなってしまったら、その時の引き取り先は私にして。

しかし結局その「ちい」より、母のほうが長生きした。

私はちいではなく、パロをわが家に迎えた。

犬を飼うのは結婚して家を出て以来だ。

しかし、驚いた。

こんなにも可愛かったとは!

もちろん世話は大変で、毎日の散歩はときにめんどくさい。

しかし、パロのおかげで私は早起きになった。
いろいろとお金もかかるが、いまやパロファーストだ。

パロが来てくれて、私は近所の公園の掃除に欠かさず参加するようになった。
周辺道路の掃除も率先してしている。
パロの散歩道は特にきれいに。

よそ様の犬も可愛い。
だからいい加減な飼い方をしている人には心の底から腹が立つ。




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