英語を聞いて理解する


ある程度英語の基礎知識があって英語で書いた文章などは理解することができる、英文を流暢に音読することができるのに、聞き取りができないと悩んだことはあるでしょうか。
映画やドラマの会話はもちろん、英検などのリスニングが苦手という人はいないでしょうか。
かく言う私がその一人です。

これは単純にリスニング(音声によるインプット)の分量が少ないせいだと思っていました。しかし現実には英会話のドラマを何十年と見続けてきたにもかかわらず、いまだに字幕なしで内容を把握することは難しいのが現実です。「フルハウス」のような家庭の日常生活を描いたドラマでさえ、理解が難しいです。もちろん、単語や文章の意味が分からなくて聞き取れない場合もありますが、英語字幕を見てみると、こんな簡単な英語で話していたのかとびっくりするときもあります。

しかし最近このリスニング向上にとてもいいヒントを見つけました。それが「リプロダクション」です。
これはプロの通訳者を養成するときにも使われる技法だそうですが、英文の音声を聞く、そして聞いたとおりにそれを繰り返すといった練習方法です。単純なようですが、意外にこれが難しいのです。完全にそのセンテンスを理解している、また楽に口から発することができるという状態でなければ、即座にリプロダクションすることは難しいからです。

「シャドーイング」といって聞こえてきた音声を次々に後について話すといった練習方法も有名ですが、私にとってはこちらのシャドーイングのほうが簡単です。ただ聞こえてきた音をそのまま音声に変換するだけの作業ですから。

リプロダクションするためには、完全にその文章が頭に入っていなければ、音声を聞いただけでもう一度再現することができません。

「This is ?」というセンテンスなら「?」の単語の部分が分かれば、例えネイティブが多少流暢な発音で言ったとしても理解できます。それはこのセンテンスが完全に頭に入っているからです。
そして「this is ?」のセンテンスをすでに話すことができるから楽に聞き取ることもできるのです。

「How are you? I'm fine thank you!」
これも同じです。このセンテンスは既に頭の中に入っており自分の口から楽に発することができます。なのでたとえ訛りのある外国人が喋ったとしても聞き取ることができるのです。

ということは、英語を聞き取るためには膨大なセンテンス、あるいはフレーズを頭に入れ、それを聞いて繰り返し自分の口から発する以外に方法はありません。
実際にそれを繰り返し行ってみると、何度も口からついて出した言葉は聞き取れるようになっているのです。このアウトプットの量が大事なのです。

英語を流暢に話すためには、まず相手の言うことが聞き取れなければなりません。聞いて理解できるようにするために、今はただひたすらこのリプロダクションをしています。

語学はよくマラソンに例えられます。勉強し続けることが何より大切です。単純な反復練習に気が遠くなることがありますが、とにかく隙間時間を見つけて取り組んでいます。






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